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警戒を 福岡県に「記録的短時間大雨情報」

2017年7月5日 16:03

 福岡県では5日、局地的に猛烈な雨が降り続いている。気象庁は土砂災害や河川の氾濫の危険性が高まっているとして「記録的短時間大雨情報」を出して、厳重な警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、九州北部地方では、南西からの暖かく湿った風の影響で大気の状態が非常に不安定になっていて、雨雲が局地的に発達している。

 気象庁によると、福岡県の朝倉市・小郡市・筑前町付近では、気象レーダーの解析で、午後3時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられるという。

 気象庁は、土砂災害や河川の氾濫などの災害が発生する危険性が高まっているとして、「記録的短時間大雨情報」を出している。

 午後3時半すぎ現在、朝倉市などでは、ここ3時間の雨量が既に200ミリを超え、さらに今後数時間、猛烈な雨が降り続くおそれがあるということで気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。